ピアノの録音のページ

魅力あるピアノのアルバムを製作します

1977年から地域の音楽家さんとともに

日本各地やヨーロッパなどから、録音CD製作のご依頼をいただいております。

アナログ録音40年&デジタル録音25年の二人のエンジニアが力を合わせて録音のお手伝いをいたします。

Okuda

Yoshizawa

雑誌「音楽現代」「レコード芸術」などでの特選盤、推薦盤にたびたび選出。

販売中商品の例

CD「松田康子ピアノ・リサイタル」(レコード芸術誌特選盤)、CD「貴志康一ヴァイオリンソナタ/北浦洋子」、CD「宇野功芳叙情の世界vol.1 」(レコード芸術誌特選番)、LP「ゲルハルト・ボッセ指揮・ベートーヴェン交響曲第4番」(レコード芸術誌準特選番)他

CDだけでなく、ネット配信、ハイレゾ音源販売にも対応しています。

代表 善沢志麻

私が打ち合わせから納品までご対応いたします。お気軽にご相談ください。

音楽ホールもしくはスタジオ、学校等での出張録音をうけたまわります。

よくあるお客さまの質問

CDを作りたいのですがどうしたら良いですか?

  • まず、ピアノ独奏なのか、その他楽器の編成、ジャンルを教えてください。
  • コンサートでのライブ収録か、CD製作のためのセッション録音かお知らせください。
  • 編成に適した録音場所(ホール、スタジオ)をご相談します。
  • 60分程度のアルバム収録のために、2~3日連続した日程を確保することをお勧めします。お客様のご希望や都合で1日で収録することもあります。
  • よいホールは予約がとりにくいので、まずは日程と収録場所(ホール等)の確保と私どもへの仮予約を。 基本的に録音場所はお客様自身でご予約ください。お忙しい方には、すべての手配をおまかせくださっても結構です(企画手数料等別途)。

どうやって録音するのが良いでしょう?

  • CDや配信など販売ソフトは何度も繰り返し聴くのに耐えるよう、一発録りではなく、納得いくまで時間をかけて収録します。体力と集中力の時間配分を、経験豊富なディレクターが提案しながらすすめます。
  • 長い曲はテイクによって通さずに分けて収録することも可能です。

どういう業者に依頼するのが良いでしょう?

  • ご自身の得意とする分野(音楽的な考え方)をお聞かせください。その部分を理解してもらえるエンジニアとディレクターとの連携が何よりも安心につながります。
  • 「音楽」で勝負したい方、研究成果としてCDを残したい方、音楽に伴いビジュアルも含め芸術的センスを世に出したい方、世界へ向けてリリースを目指す方、いずれも、録音製作チームと十分なコンセンサスをとることが最終的な成功へのカギです。
  • ご自身の記録として、知人、生徒さんやファン向けへのCDもアリです。アートワークを含めより親しみやすい作品へとお手伝いします。
  • 最終的には録音物をどのようにリリースするのか、CDアルバム、ネット配信用音源、ビデオ用の音源と目的によって収録のコンセプトが違います。

コンクールに出したいのですが対応してもらえますか?

  • 提出期限に余裕をもってお申し込みください。納期まで最低1週間は必要です。
  • スタジオやホールに出張して収録させていただきます。
  • ピアノは調律してください。

急ぎの録音に対応してもらえますか?

  • 録音日程については可能な場合もございますので、ご遠慮なくお問い合わせください。
  • 録音後、マスター製作までには十分な時間が必要です。お客様が納得いただける音源に仕上げる為には、ご確認後手直し期間を含めてミキシングやマスタリングに、最低1ケ月を目処にお考えください。
  • ライブ録音の納品はそれに限らず、お急ぎの場合は考慮します。3日以内の場合、お急ぎ料金が発生する場合もあります。

遠方ですが対応してもらえますか?

  • 全国対応いたします。出張交通費、宿泊費用は別途かかります。
  • 近畿以外の遠方の場合、録音日の前日及び後日に移動日、搬入、搬出を含めた予備日等が必要です。

調律は必要でしょうか?

  • ピアノ調律は必ずしてください。調律師さんには、録音のための調律であることを伝えてください。
  • 楽器の状態や時期によっては、調律師立会いをお勧めします。
  • ピアノや楽器にとって、ホールの温度湿度が大事ですが、ホール内のエアコン設備がノイズを発していると録音の妨げになりますのでOFFにします。温度差の楽器への影響などは調律師とよく相談するとよいでしょう。
  • 収録音はピアノの楽器の状態に大きく左右されます。そのピアノの特徴をよく把握しておくことが大事です。信頼のおける調律師さんや、録音に適したピアノのホールをご紹介することもできます。

演奏表現と収録マイクの関係を知る

ホール録音編

ホール録音の一例

  • ◎どのような音像がお好みなのか、
  • ◎誰にとってリアルな音源なのか、
  • ◎どんな人に聴かせたいのか、

によって、必要な音像が変わります。

音像(音のイメージ)の紹介

実験的ではありますが、マイクの置いてある位置による違いを聴き比べてください(ハイレゾ/mp3)。音質やバランスについては、ホールの環境やマイクの種類によっても異なります。

使用マイク (A)DPA 4006, (B)AKG C414B, (C)Shoeps CMC65, (D)Neumann U87ai

A. 遠距離からの録音

  • 演奏会の客席で聴衆が物理的に聴いている音に近くなります
  • 残響が大きめ(長め)
  • 音が遠い
  • ホールのサイズ感が分かりやすい
  • 楽器の直接音が少ない
  • 楽器の大きさが分かりにくい
  • コンサート ライブ収録の場合、観客のリアルな音がマイクに入る

音源サンプル

96kHz 24bitの高解像度WAVファイル
※ スマートフォンなどでは再生できません。
※ スマートフォンで再生できるMP3はこの項の次にあります。
※ 次の再生ボタンを押せば前の再生は自動で停止します。


Satoshi KawauchiChopin Mic A 96k 24bit WAV

Satoshi KawauchiChopin Mic B 96k 24bit WAV

Satoshi KawauchiChopin Mic C 96k 24bit WAV

Satoshi KawauchiChopin Mic D 96k 24bit WAV

Satoshi KawauchiChopin Mix 96k 24bit WAV

320kbps 48kHzのMP3ファイル
※ 96kHz 24bit WAVより変換しました。
※ スマートフォンでもお聴きいただけます。
※ 次の再生ボタンを押せば前の再生は自動で停止します。


Satoshi KawauchiChopin Mic A MP3 320kbps Converted from 96k 24bit WAV

Satoshi KawauchiChopin Mic B MP3 320kbps Converted from 96k 24bit WAV

Satoshi KawauchiChopin Mic C MP3 320kbps Converted from 96k 24bit WAV

Satoshi KawauchiChopin Mic D MP3 320kbps Converted from 96k 24bit WAV

Satoshi KawauchiChopin Mix MP3 320kbps Converted from 96k 24bit WAV

ピアノ演奏ご協力:河内仁志さん 

ホール:神戸舞子ビラ あじさいホール Steinway D274 調律:日本ピアノサービス

B. 近距離からの録音

  • ピアノのすぐ傍に立って聴いている音に近くなります
  • 残響が少ない
  • 音が近い
  • 楽器の大きさが分かりやすい
  • 音の歯切れが良い、発音が速く耳に届く
  • 現代曲やポピュラーミュージックの録音

C. 中間距離からの録音

  • 良いリスニングポイントで聴衆が物理的に聴いている音に近くなります
  • 残響は中程度
  • 近い音と遠い音が両方ある

D. 演奏者の後ろからの録音

  • 演奏者が物理的に聴いている音に近くなります
  • 左右の定位が実際にピアノを弾いているときに近くなります(低音が左から、高音は右から聞こえます)
  • 意図的に演奏者が聞こえている音を届けたい場合や、連弾収録には有利な録音方式です
  • 残響が少なめ
  • 音が近い

《Mix.》 上記の録音の良いところをミックスした音源

  • こちらのミックスは観客が心理的に聴いている音に近づけたものです
  • 場合によっては演奏者が心理的に聴いている音に近づけることもできます
  • 歯切れが良く、残響もある
  • 聴いていて心地よい
  • 実際にはあり得ない音ですが、現代の多くのピアノ音源で採用されている方式です

標準的なピアノの録音とは ?

演奏者が実際に弾きながら聴いている音色やダイナミズム、理想としているタッチの繊細さや硬質さをそのまま収録したいと考えるのが演奏者の希望かと思います。

ところが残念ながら、録音した直後の音を聴き返すと(よほど録音経験を積んだアーティストでない限り)良い意味でも悪い意味でも期待を裏切られます。どういったアルバム作品に仕上がるのかを想像できないかもしれません。

たとえば会場のどの場所で聴いた音が再生音源として理想か、という点にも実は標準や正解はありません。市販のCDで聴くピアノの音の多くはいくつかのマイクの一部をミキシングされているもので、心理的によい場所で聞こえているものかもしれません。それは実際に存在しない架空の聞こえ方であったりもします。

できれば、レコーディング中は演奏だけに集中したいですね

ますは上記の図と音サンプルをお聞きください。ご自身がリスナーに届けたい音楽の全体像を客観的に知る手がかりとなり、録音当日〜ミキシング過程でエンジニアとのやりとりの助けになるかと思います。また、難しいことは抜きにして、あなたの好き嫌いや直感的な判断も有効です。

アナログ収録時代をよく知るコウベレックスでは、原点に立ち返った伝統的で自然な響きを重視する「ワンポイント収録」(次項)も得意としますが、一方で、配信やモバイルにふさわしい音響アルゴリズムを駆使した録音にも対応しています。スタッフの経験と技術を生かしてお客様の追求している芸術表現にいつでもより近くより効果的な方法を提供いたします。


E. ワンポイント収録の特徴

  • ステレオマイク 1ペアのみで録音
  • 客席のリスニングポイントで聴いているような音像に近く、演奏のダイナミクスや定位なども物理的に聴いているものに近い
  • 収録によっては、迫力に欠けることもある
  • 残響の質はホールの響きに左右される
  • 収録時にマイクセッティングの完成度が要求され、後日ミキシング作業での調整自由度が低い
  • 自然で無理のない音のイメージにより、かつてのクラシック名盤、名録音でも採用されている方式


どのような楽曲のアルバムを作りたいか

クラシックでは楽曲や作品の時代(バロック、古典、ロマン、印象派、現代など)や、作品の意図している事柄、演奏者の個性や考えによっても、欲しい響きや音像の頃合いも違ってきます。

また、たとえばピアノのダンパーペダルの使い具合などは、ホールの響きや楽器の性質にも関わりますが、収録マイクの位置によっても異なります。ホールの音響が良ければ自然なままの響きを利用できます。ホールによってはアーティキュレーションも変わってくるかもしれません。時間があればタッチを何種類か試してもよいでしょう(時間のない時にはあまりお勧めしませんが!)。どのような音が最もご自身の演奏と違和感がないかを、現場でディレクターやエンジニアと相談してくださっても結構です。レコーディング時には、演奏者の為に良いモニター環境を準備しております。もちろん、その場ですべてが決められなくても、後日、仮編集盤を聴いてから音響的な調整は可能です。

納品形態

  • 音楽ファイル(Wave, aiff, mp3 ほか)
  • CD
  • LP
  • アナログテープ
  • DVD・Blu-ray
  • 音楽配信用データー(例:e-onkyo, Apple Music, Spotify, Amazon Music etc..)

ご依頼から納品までのかんたんな流れ

  • お電話やメールなどによるお問い合わせ
  • 打ち合わせ・曲目の確認・楽譜を用意
  • ホール・スタジオの手配など
  • 印刷製作がある場合は原稿や写真のご用意
  • 録音当日
  • 編集
  • ミキシング、マスタリング
  • ジャケットの文字校正、色校正
  • データ納品もしくはプレス納品など

録音当日の様子

•スタッフ到着以前から調律師が調律を行います

•当日の体調なども考慮に入れながら、録音順や狙いなどを確認します

•同時に機材やマイクのセッティングを行います

•準備練習もできましたら試しに録音をしてみます

•音像の狙いなどを確認します

•本格的に録音をはじめます

•必要な場合は撮影や録画も同時に行います(録音中は撮影部隊は動き回ることができません)

•ディレクターが楽譜にノイズが入った箇所や、再演奏や編集が必要な箇所を書き込みます

•エンジニアは瞬間的なノイズがないかなどをチェックし、テイクの管理や、録音条件の変化をメモします

•録音された演奏を楽譜を見ながら一緒に確認します